喫茶 灯台

いつだってここにいるよ

たとえ修羅の道でも

昨年11月に入所して以来、ようやく。

目標にしていた中型バイク免許教習の1段階を無事修了することができた。

今日はなぜか、いつも以上に落ち着いて運転することができた自覚があったので受かる自信は大いにあった。

まだ2段階があるとはいえ、1段階のみきわめに受かったことを親友や元彼や友人らに所構わず連絡する。

こういうときは存分に褒めてもらうのが肝だ。

そして続々と「よかったね」「おめでとう」が届いて、私は素直に自己肯定感を爆上げさせるのだった。

 

こうやって、私はどんどん変わってく。

どんどん大丈夫になっていく。

 

***

 

こんばんは、いらっしゃい。

 

今週末はバイクの運転が気持ちいいあたたかさだったな。

近所の野良猫が姿を見せるようになった帰り道で春を感じました。

 

やらなきゃいけないことを考えていたら、「やりたいこと」って案外「やらなきゃいけないこと」に分類されてしまっていたりするのかもしれないと思った。

 

たとえば、

・家計簿をつける

キリのいい4月からつけてます。なんなら簿記やFPの勉強もしたい。

 

・眉毛の脱色

かれこれ数年ほど自分で眉毛の色を抜いてるけど、この1年くらい暇がなくてほぼ真っ黒になってた。

真っ黒になった瞬間、どうしても野暮ったく感じてメイクすら乗らない。つい2日ほど前に、逆まつげ改善法としてのまつ毛パーマを久々にかけてきたのでいいタイミングだと思う。

 

・白髪染め

若白髪が、ひどい。何をしても根元の白髪が気になってしまってこれは困った。

でも、休職中で大きな出費は控えたい…。そういうときはカラートリートメントで自分で染めるに限る。ただ、2時間くらい時間がかかってしまうのでチャチャっとやってしまいたい。

いっそ黒染めしてもいいかなと思うけど、結局根元から白髪生えちゃうから意味ないんだよな。

 

…こんな感じ。

 

なんだかんだやることは毎日たくさんあって、なんだかんだ忙しい。

そのうち、一人で生きていくことがどんどん平気になっていくんだろう。

今思えば、こうやって平気になってしまうことを恐れて私はあなたと離れたくなかったのだろう。

あなたがいない世界は修羅ですか?

大丈夫。それでも、行こうと思うよ。

 

さあ、今日はおしまい。またきてね。

 

遠くで雷が鳴っている

降り出した雨に慌てることなく、傘を差さずに少し濡れながら帰るのが好きだ。

ほの暗い部屋が光で一瞬照らされて、気がつけば遠くで雷が鳴っていた。

 

失恋した夜に、親友は「次に進めそうかい?」と問いかけてくる。

どうしてだろう。進まないことの方が不自然に思えてしまう。

長い間、押し問答を繰り返してきたからなのか。もうずっと前に終わっていたような気もするし、何食わぬ顔してまだそばにいるような気もする。

ちょっぴりヘタレで私にはもったいないくらい優しい人だったと打ち返すと、あなたがそう思う人と時間を共有できてよかったね、と画面が明るく光った。

 

***

 

いらっしゃい、こんばんは。

休めるときに休んだほうがいいよ、と誰しもが口を揃えて言うけれど

どうしてこうも忙しいのか分からない休職中の優優です。

 

さて、突然だけど休職中にしたいことをざっと列挙してみようと思う。

休職が解けたら、できたことを数えるんだ。

 

・バイクに乗れるようになる

まずは滞ってばかりの国すぎるバイク教習に通いつめることからですね!GWには多分間に合いません!!

 

・人間らしい生活を取り戻す

ちゃんとご飯作って食べて早寝早起きして、崩れてしまったホルモンバランスを取り戻す……

でも、なぜだろう。元気になればなるほど「おや?復職できるのでは??」と気になってしまう。笑(笑えない)

 

・映画館に行く

この1年まったくと言っていいほど行けていない映画館に足を運びたいと思う。

「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「花束みたいな恋をした」「あの子は貴族」「モンスターハンター」「JUNK HEAD」は観てきた。

今観たいのは「ノマドランド」「ハウス・イン・ザ・フィールズ」「燃ゆる女の肖像」「街の上で」「1秒先の彼女」「サンドラの小さな家」「SNS 少女たちの10日間」「デニス・ホー」などなど。もう上映期間が過ぎているものもあるかもしれないけど。

 

……。

 

おや?

 

………おやおや???

やりたいことが、そんなに、ないーーー!!!!!

と思ったけど、案外あったので追記します(4月11日現在)。

・脱毛に行く

コロナ禍になってからはまだ1回しか行けてない……。

 

・歯医者に行く

ちょっと奥歯が痛いような…気が…する……(親知らず)。

 

まあ、一番は「転職」ですね。

あとはゆるやかながらにこのブログを更新していくこと。

 

今日はおしまい。またきてね。

 

メニューについての覚え書き

この「喫茶 灯台」は、夜にしか開かない架空の喫茶店です。

 

開店時間は22時くらい(アバウト)。おそらく23時とか24時のときもあるでしょう。

開かないっていっても、その時間帯に更新するだけなのですが……。

 

メニューは

ロイヤルミルクティー(HOT/ICE)

・ほうじ茶ラテ(HOT)

・ほうじ茶(HOT/ICE)

ジャスミン茶(HOT/ICE)

・ココア(HOT/ICE)

・季節のカルピス(HOT/ICE)

・手作り梅酒(水割り/お湯割り/ロック)

 

仕入れ次第で

・台湾の冬瓜茶(HOT/ICE)

 

寝る前なので、カフェインは控えめで。おすすめはHOTならどれでも。

珈琲は自分で淹れるより、誰かに淹れてもらったほうが美味しいので(個人談)ありません。あと、珈琲は朝に飲みたい派なんです(個人談)。

メニューにチャイを入れたくて研究中(おすすめレシピ募集中です)。

冬瓜茶は私の大好物で、台湾のあま〜〜〜いお茶です。仙草茶も好きだけど、仙草茶より癖はないはず(多分)。

 

たまにはデザートも用意したいな。

ふわっふわのシフォンケーキや豪快にメスティンで食べるプリンとか、食べ忘れがちな季節の和菓子もいいな。あ、カヌレも捨てがたい!けどそれは作ったことない……。

これも仕入れ次第だけど、台湾の湯園(ピーナッツかごま団子のスープ)もいいな。

 

自分ができる範囲で、無理なくやっていきたいと思ってます。 

開店時には、できればみなさんを温めてくれる飲みものがお手元にありますように。

 

そして「喫茶 灯台」を開くのは灯台守こと私、優優(ゆゆ)です。

「優優」は台湾の友人につけてもらったあだ名で、通常、台湾であだ名をつける時には「小」を使うのが一般的らしいのですが(たとえば名前が「花子」だったら「小花」ってあだ名になる)、自分の本名の漢字的にあんまりしっくりこなくてずっと決めあぐねていました。

そのことを鑑みながら、SNSで使用しているHNに重なるような形で考えてくれたのが「優優」。

 

ここでは、とても気に入っているこの名前で、SNSとは切り分けつつ、ささやかな日々を、できれば灯をともす言葉を綴っていきたいです。

 

今日はおしまい。またきてね。

 

◎本日のおすすめの一冊

「暮し」って気付きにくいけれど、実は「哲学」なんだな、と思う一冊です。

amzn.to

 

 

いつだってここからはじめよう

実は、静かに休職しはじめてから約2週間が経ちました。

まだ2週間だというのに、もう2、3カ月くらい過ごしたような気持ちが職場の人たちに対する罪悪感を芽生えさせます。私が申し訳なく思うほどには会社はなんとも思っていないんだろうし、 そんなことわかっちゃいるけどやめられない。ホレ、スイスイ スーダララッタ スラスラスイスイスイ。

 

なーんて、おそろしいほどどうでもいいことばかりが浮かんでくる。

復職するか、転職するか。まだ何にも決まってない。今はただ、なんでもいいからせめて言葉を紡いでいないとうっかり消えてしまいそうで、だから性懲りもなくまたここに戻ってきたって訳です。

 

ブログタイトルである『喫茶 灯台』は、友人(と呼んでいいかは分からないが、ここでは「知り合い」としてではなくあえてそう呼びたい)が私のために書いてくれた詩「灯台」から着想を得ました。

 

「還るべき場所をずっと探し求めている」と話した私に、

「あなたこそが帰るべき場所だ」と云う詩をその友人は届けてくれた。

 

その詩をお気に入りの絵と一緒に飾って眺めているうちに、ふと思った。

「還るべき場所をずっと探し求めている」ことと「誰かにとっての帰るべき場所である」ことは、実は表裏一体なのだな、と。

 

高校生のとき、私は人間が2種類に分けられるとしたら『自らが光り輝くことのできる太陽』と『その太陽の光を享受して光る月』のどちらかだとずっと考えていました。

そして、当たり前のようにもちろん自分は月側の人間で(単純に月が好きと言う理由もあったのかもしれないが)、太陽側の人がいないことには存在すら気づいてもらえないんだと信じてやまなかった(お月さまに謝るべきかもしれない)。

あるとき、当時仲の良いバイト先の先輩に打ち明けたら言われたのだった。

「あなたも、誰かにとっては太陽なんだよ」と。

 

懐かしくて、ちょっと忘れかけていた記憶のかけらを呼び起こしてくれたこの詩は、それと、なんだか、すごく似ている。もうずっと前から知っていたような、そんな気がする。

 

***

 

晴れでも雨でも曇りでも嵐でも、灯台はいつも同じ場所にある。

あの目印を、あの灯りを、頼りにするのは太陽でも月の下でもきっと同じことだ。 

 

ささやかでいい、ちっぽけでいい。

たとえ、誰にも気づかれなくともいつだってここにいる。

そこからはじめたい。はじめよう。

 

喫茶 灯台、開店します。

 

 ◎本日のおすすめの一冊

というか、私が読んでみたい一冊です(笑)。

灯台へ (岩波文庫) | ヴァージニア ウルフ, Woolf, Virginia, 哲也, 御輿 |本 | 通販 | Amazon